詔安八仙は福建省漳州市詔安県で作られている烏龍茶です。
【お茶の説明】
今回仕入れた詔安八仙はシーズンの最初に作られた品質の良いお茶です。
焙煎は伝統的な炭焙煎で、焙煎自体は軽めに行われています。
香りは華やかでとても強く香ります。味わいは苦みを少し強めに感じ、朝の目覚めにぴったりのお茶です。
鳳凰単叢や岩茶の八仙とはまた違った八仙をお楽しみいただければと思います。
【茶産地の情報】
福建省の烏龍茶というと岩茶や鉄観音、黄金桂などが有名です。
この詔安八仙は詔安県が広東省との境目にあるという位置的な理由から、そういった福建省内の有名な茶産地との交流も有りはしましたが、広東省にある近くの茶産地である潮州との交流が主だったようです。
そのため製法は鳳凰単叢などの単叢茶と非常に似た作り方です。
当店の仕入れている詔安八仙の産地は詔安県北部に位置し、標高1,000m以上の高山です。
【おすすめの淹れ方】
1) 4~6gの茶葉に対し、100℃の熱湯120cc程度を注ぎ、1煎目は数十秒程度で捨てます。
2) 2煎目以降もお湯は95~100℃の熱湯120cc程度で、10~30秒くらいでお好みの濃さに調節して淹れてください。
3) 7~10煎くらいはお楽しみいただけます。
【ティーポットの場合】 ※400cc以上入るティーポットを2つご用意ください。
0) 両方のティーポットに熱湯を注ぎ30秒程度温めた後、注いだお湯を捨てます(寒い時期は割れないようにお気を付け下さい)。
1) 片方のティーポットに3~4gの茶葉を入れ、100℃の熱湯を400cc注ぎます。ティーコージーが有ればかぶせてください。
2) 4分程度したら、もう一方の空のティーポットに注ぎます。
3) カップに注いでお楽しみください。
4) 茶葉によっては2煎目もお楽しみ頂けます。
【おすすめの淹れ方(冷たいお茶)】
用意するもの
・茶葉2~3g
・500ccくらいの魔法瓶か、ハリオのフィルターインボトルなど(耐熱のもの)
・沸騰したお湯200cc以上
・氷200g以上(魔法瓶の口に通るサイズ)
・水100cc
・タイマー
1. タイマーを2分にセットしておきます
2. 茶葉を魔法瓶またはボトルに入れます。フィルターインボトル等の場合、タオルなどを巻いて保温出来るようにしておきます。
3. 沸騰したお湯を200ccくらい注ぎます。
4. 2分タイマーをスタートします。
5. タイマーが鳴ったら氷を入れます。
6. 少し放置して氷が溶けるのを待ちます。
7. 好みの量になるように氷と水を注いで満水にして栓をします。
8. 2,3時間ぐらいしたら飲み頃になります。フィルターインボトルなどの場合は冷蔵庫で保冷しておきます。