2018/11/27 13:10
毎年、この時期に「漳平水仙 文化節」というお祭りが、産地の中心地「漳平市 南洋鎮」で開かれます。
今年は11月24日(土)-11月25日(日)に行われました。
行きたいとは思ってたのですが、他の仕事が忙しく調整がつきませんでした。
来年こそはなんとかする!
さて今年の状況も茶農家さんからの情報や、新聞サイトなどを参考にしてまとめて見ました。
今年のスローガンは「水仙韵·南洋情」。日本語に意訳すると「水仙の風味を楽しみ、南洋の風情を楽しむ」というところでしょうか。
去年の“传承非遗·感怀天下”(伝承非遺・感懐天下)に比べ風雅な感じがしますね。
せっかくなので私も漳平水仙を飲んで、南洋の風情に思いを馳せながらこのブログを書いております。
今年も「茶経巡遊」陸羽の像を神輿のように担いで町中を練り歩いたり、「茶芸表演」ステージの上で茶芸師の方々がお茶を入れるパフォーマンスが行われたようです。
今年の「茶芸表演」の茶芸師と周りの演者は「漢服」という漢代の服装を元にして作られた衣装をまとっていたそうです。「漢服」を取り入れたのは伝統的な側面をアピールする感じでしょうか。
私がぱっと思い浮かぶ中国的な衣装だと旗袍いわゆるチャイナドレスが有りますが、それだと元の旗装自体が満州族の衣装なので茶産地とはあまりマッチングしないため、旗袍ではなく漢服を採用したのかも?
この「茶芸表演」ステージ上で行われるため、淹れ方をみせるだけで実際には振る舞われないようです。
見てる方としてはちょっと残念ですね。
そして現地の茶農家さんも楽しみにしている「美食一条街」。屋台が並んだ通りができるのですが、いろいろな食べ物が並ぶようです。漳平市は位置的に広東省、江西省に近いため、どちらの影響も受けた料理があるとか。
非常に気になりますね!来年こそは是非!という気持ちが強くなって参りました。
一番メインの茶王賽。今年の秋茶の優秀なお茶を決める大会です。
名茶奨、銀奨、金奨、茶王とランクがあって、
名茶奨 25名
銀奨 3名
金奨 2名
茶王 1名
が選ばれました。
今年の茶王は陳岩生さん。ちょっと詳細な情報はわかりませんが、写真を見る限りまだまだお若い方のようです。
そして、この茶王のお茶がオークションに出されるわけですが、やばい値段が付きます。
去年は100gで2万元。
やばい。
漳平水仙の餅は1個大体10gくらいなんですけど、そうすると1個飲むのに2000元≒33,000円ですよ。
やばい。
しかし!今年はそれをさらに上回りました!
今年は100gではなく6個限定。
6個で!2万8千元!
1個4700元≒77,000円!!!
やばい。やばすぎて引きますね。
今年の購入者も厦門の方です。
厦門やばい。
語彙が失われてしまい雑な感想ですみません。
さて、来年のスケジュールの9月頃に「文化節 予約」と入れておいて来年こそは行きましょう。